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写真を上手に撮って電子写真集を出そう!デジカメの基礎知識のご紹介

      2019/01/31

カメラを構える女性の画像

最近では、電子書籍として、写真集を出版される方も多くなってきました。※実際に私も、沖縄の海を撮った写真集を出版することができました。

このように、写真データは多くの方が持っていると思いますので、良い写真があれば、あなたも写真集を出版することができます。そこで、ここでは、カメラ初心者の方向けに、写真の撮り方についてご紹介させていただきます。

デジカメでうまく写真を撮る方法|基本姿勢について

最近では、デジカメの普及によって、旅行に行くときには、ほとんどの場合、デジカメを持っていき、思い出の写真を撮ると思います。ただ、せっかく撮る写真は、なるべくうまく撮りたいと思いますよね。

まずは、基本中の基本。カメラの構え方についてです。カメラを正しく構えられないと、写真がぶれたり、うまく撮影できないことがあります。特に、小さいデジカメは、ぶれやすくなっているので、必ず両手で撮るようにしましょう。

さて、まずは、姿勢についてです。写真を撮る際の姿勢については、下記の3ポイントに注意するようにしましょう。

  • 脇を軽く締める
  • 右手は人差し指が自然にシャッターボタンが上に載るようにグリップを持つ
  • 左手はしっかりと本体を支える
  • ※一眼レフの場合はレンズを下に支える。
    ※コンパクトカメラの場合は、本体を親指と人差し指で支える。

ただ、最近では、カメラ自体に手ぶれ補正機能などがついていることも多く、素人の方でも、きれいに写真がとれるように配慮されています。そこで、旅行の写真などは、思い出にもなりますし、撮ってきた写真を並べて、写真集として出版することもできます。

カメラズームはあまり使わないこと

カメラを持つ人の画像

次は、ズーム機能についてのお話です。

最近のデジカメには、非常に高機能なズーム機能がついています。このズームを利用すると、自分の場所はそのままで、遠くの写真を大きく移すことができます。また、望遠レンズを利用すると、背景をぼかしたりと、印象的な写真もとることができます。

ただ、ズーム機能は補足的に利用するようにした方がいいと思います。ズーム機能ばかりに頼ってしまうのも、あまり良くありません。ズーム機能に依存してしまうと、あまり自分自身が動かなくなってしまい、いい写真が撮りづらくなってしまいます。写真は、アクティブに自分自身も動くことで、良い写真がとりやすくなります。

特に一眼レフカメラをお持ちの方は、ズームに頼る癖がついてしまいます。写真を撮ろうと思ったところから、ほとんど動かずにシャッターを切ろうとしてしまうと、自分自身の動きが減り、本当に良い写真が撮りづらくなってしまいます。

しかし、ズームレンズを使っていたとしても、自分自信も積極的に足を使って動こうとすると、ズームだけの前後の動きだけでなく、左右の動きもでてきて本当に良い写真が撮れるようになります。

また、ズーム操作に慣れてきたら、自分自身が被写体に近づいたり、遠ざかったりすると、いつもと印象が変わった写真が撮れるようになります。

カメラを構える男性

とはいえ、カメラについているズーム機能は非常に便利なものです。ズーム機能は、必要な場面では、しっかりと利用して、写真を楽しむようにしましょう。※写真を撮るときに、ズーム機能を有効に使うと、写真の撮り方にバリエーションが増えて、もっと写真を楽しむことができると思います。

写真のブレについて

運動会の写真

カメラで写真をするときに、よくある失敗が、写真のブレです。特に、望遠レンズを使うと、写真がブレてしまうことがよくあります。ここでは、望遠レンズを使ったときに、写真がブレないコツをご紹介します。

子供の運動会などで望遠レンズを使って写真を撮るお父さんもいると思います。被写体に近づけない状況で、自分の子供をうまく撮影する際に、役立つのが望遠レンズです。望遠レンズを使うと、これまで撮れなかった写真が簡単に撮れるようになります。

カメラブレは、望遠レンズを使った場合によく起こります。なぜなら、狭い範囲を大きく写すのが、望遠レンズの特徴ですから、少しの動きでブレが大きく写るからです。

しかし、このブレを最小限に抑えることができます。それは、“ISO感度”を調整することです。あなたもデジカメなどの表示画面にISOという表記がされているのを見たことがあると思います。

これまでは、何も分からずにISOという表記を見ていたと思いますが、今日ここで、ISOの意味を理解しておきましょう。

ISOとは、光への敏感さです。

このISO感度が高いと、ブレが防止できます。このISOの値を高くすることで、運動会などの被写体が動いている場合でも、ブレない写真を撮れるようになります。※また、暗い場所でも適切な明るさで写真を撮れますので、ぜひ、お持ちのデジタルカメラで、ISO感度を調整していろいろな写真を撮ってみてください。

フォーカスロックとは

たくさんの写真

次は、“フォーカスロック”についてご紹介させていただきます。

写真を撮る時は、被写体のフォーカスを合わせる必要があります。フォーカスがうまく合わない写真を、よくピンボケ写真と言います。誰もが一度は、ピンボケ写真を撮ったことがあると思います。

最近のデジカメでは、オートフォーカス機能が付いています。オートフォーカスとは、カメラが勝手にフォーカスを合わせてくれ、良い写真が撮れるように調整してくれる機能です。

ただし、どの被写体にフォーカスを合わせるかは、写真を撮る人にある程度のテクニックが必要となります。そこで、自分が撮りたい被写体にフォーカスを合わせる、フォーカスロックというテクニックが必要となります。

forcas_rock_2

フォーカスロックのやり方

  • ファインダーの真ん中にあるフォーカスエリアに自分の撮りたいものに合わせて、シャッターボタンを半分まで押す。
  • フォーカスが被写体に合うようにカメラを動かす
  • シャッターボタンを押す

たった3つの手順ですが、この手順に沿って写真を撮れば、ピンボケ写真を防止することができます。写真がうまく撮れずに、何枚も取り直す必要が無くなると思います。※是非、デジタル一眼レフカメラ初心者の方は、覚えておいてください。

夜景を撮るときの注意点

花火の写真

写真を撮るのは、何も日中だけではありません。夜景や花火など、夜に、屋外で撮影することもあると思います。そこで、最近のデジタルカメラには、夜に写真を撮っても、うまく撮影ができるように、夜景モードがついています。ここでは、夜景モードで撮影する際の注意点をご紹介します。

まず、なぜデジタルカメラに夜景モードがついているかというと、夜に普通にフラッシュを焚いてカメラのシャッターを切っても、背景が暗くなってしまうなどして、うまく写真が撮れません。肉眼では、背景は明るく見えるのに、写真を撮ってみたら、人物だけが明るく写って場合があります。

しかし、夜景モードをうまく活用すると、人も背景も両方とも明るく写すことができます。

なぜ、このような写真撮影が、夜景モードで撮影できるのかと言うと、周りの光を、十分に得るために“遅いシャッタースピード”で撮影するからです。

ただし、一点だけ注意点があります。

夜景モードは、シャッタースピードが通常よりも遅いため、カメラをしっかりと固定しないとブレやすくなってしまいます。そこで、夜景モードで撮影する場合は、カメラをしっかりと固定しながら撮影するようにしましょう。※この点をしっかりと押さえておくと、綺麗な夜景の写真や花火大会の写真・イルミネーションの写真など、夜のイベントがあった場合も、良い写真をとることができるようになります。

一眼レフカメラのF値(絞り値)とは?

「カメラのF値を1.4から8にする。」

あなたは、この操作をカメラに施すことで、どんな写真が撮れるかを、イメージすることができるでしょうか?

カメラで写真を撮るときに、いろいろな値とその意味が理解できるといまよりももっと写真を楽しむことができます。

F値とは、絞り値のことを言い、レンズを通って、撮像素子上に写る像の明るさのことを言います。F値を変えると、絞りの開き具合が変わり、レンズを通る光の量が変わります。F値を大きくすると、絞りが絞られてレンズを通る光が少なくなります。逆に、F値(絞り値)を小さくすると、絞りが開かれてレンズを通る光が多くなります。

そして、このF値を変更すると、ピントが合う範囲が変えることができます

たとえば、F値が4から5.6に変更するとどうなるのでしょうか?

この場合は、F値が大きくなりますので、絞りが絞られてレンズを通る光が少なくなります。レンズを通る光が少なくなると、ピントの合っている部分の前後も、ピントが合っているように見えてきます。つまり、背景までピントが合い、しっかりした写真が撮れるようになります。

逆に、F値を5.6から小さくした場合は、段々とピントの合う範囲が狭まり、ふんわりとした写真が撮れるようになります。

女性の写真

いろいろとお伝えしましたが、F値については、以下のことを覚えておくと、今後、ふんわりした写真や、しっかりとした写真を自由に撮れるようになります。

  1. F値を大きくする
  2. → 背景までしっかりとした写真がとれる

  3. F値を小さくする
  4. → 背景をぼかし、ふんわりした写真がとれる

ぜひ、一眼レフカメラをお持ちの方は、ご自身のカメラで試してみてください。また、ここでご紹介した知識を活用して、いろいろな写真の楽しみ方を経験してみてください。

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