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ある問題を解決する際に、必要な条文・判例をぱっと思いつく。 突然ですが問題です。

問題:AさんのペンとBさんのパイナップルが付合して、損傷しなければ分離することができなくなったときは、その所有権はどうなるかについて述べよ。

さあ、あなたはこの問題、説明できますか…?
パイナップルペンは誰のものになるのか…?

解答例

主たる動産の所有者のものになる

主従の区別をすることができないときは、ペンとパイナップルの価格に応じて、ペンパイナップルとなった合成物をAさんとBさんで共有することになる

(解説)

さあ、あなたはこの問題、わかりましたか?
この問題を解く鍵は、民法243条です。

民法第243条
所有者を異にする数個の動産が、付合により、損傷しなければ分離することができなくなったときは、その合成物の所有権は、主たる動産の所有者に帰属する。分離するのに過分の費用を要するときも、同様とする。

…というわけで正解は、「主たる動産の所有者のものになる」
となります。

え?ペンとパイナップルとどっちが主たる動産かって?

確かに、よくわからないですよね。
それでは…こちらをどうぞ。

民法第244条
付合した動産について主従の区別をすることができないときは、各動産の所有者は、その付合の時における価格の割合に応じて その合成物を共有する。

というわけで、主従の区別をすることができないときは、ペンとパイナップルの価格に応じて、ペンパイナップルとなった合成物をAさんとBさんで共有することになります。

仲良く使ってください!

以上、PPAPを民法で考えるコーナーでした。
おもしろかったですか?


ある問題を解決する際に、必要な条文・判例をぱっと思いつく。

これが法律力というもので、実務でも試験でも、
はたまた日常生活を営む上でも要求される真の実力です。

この問題集には、あなたの民法の真の実力を高める良問がたくさん収録されています。
一緒にがんばりましょう。

Q&A

Q1 チョット待った!あなたはいったい何者?

A1 司法書士の栗原庸介です。某資格の予備校で講師もしています。 行政書士や気象予報士も合格しています(登録はしていません)。 本書に興味をお持ちくださり、本当にありがとうございます。


Q2 なぜ民法の問題集なの?

A2 民法が出題範囲となる資格試験はとてもたくさんあります。

ちょっと調べてみるだけでも、例えば…

 司法試験、予備試験、司法書士試験、公認会計士試験、行政書士試験、公務員試験、不動産鑑定士試験、宅地建物取引主任者試験(宅建)、弁理士試験、ファイナンシャルプランナー(家族法のみ)、マンション管理士試験、ビジネス実務法務検定試験、敷金診断士試験、競売不動産取扱主任者試験、貸金業務取扱主任者試験、ビジネスコンプライアンス検定試験、大家検定試験1級…

 まだまだ私が気づいていないものも相当数あると思われます。要するに、ちょっとでも法律の知識が必要な資格では、ほとんどの場合民法が科目として課せられるということです。

 これは皆さんの立場からすれば、こういうことです。民法さえ勉強して得意にしてしまえば、一気にいろいろな資格取得(公務員試験合格も含めて)が可能になり、人生が拓けるのです。

 ですので私は民法に着目し、皆さんに民法を得意になっていただきたい、好きになっていただきたいと考えて、民法の問題集を上梓することとしました。


Q3 この問題集はどういう人を対象にしているの?

A3 主に、

  1. 上に挙げたような法律系資格試験・公務員試験に合格したい方
  2. 法科大学院生・法学部生
  3. 既に法律を駆使して仕事をしている方
  4. その他一般市民の方

を想定しています。


Q4 え?一般市民が民法の問題集なんて必要なの?

A4 もちろん必要です。

 民法というのは、一般市民同士のルールを定めたものです。コンビニでおにぎりを買う、ファミレスでバイトする、電車に乗る、アパートを借りる…といった日常的なことから、結婚、相続まで、これらを規定しているのは全部民法です。

 つまり、普通に生きていて、民法と関わらないことなどあり得ないのです。

 野球を観戦するときに、ルールを知っているのと知らないのとで、どちらがより楽しめますか? …もちろん知っているほうですよね。

 人生も一緒ですよ。人生のルールたる民法を知らずに生きるより、知って生きるほうが何万倍も人生は楽しくなります。

 スマホにネット。昔はなくても生きていけたけど、今はないと生活できない、という方は多いと思います。民法の勉強も一緒で、まだやったことがないから、民法を知っている楽しさを経験したことがないから、民法を知らなくても生きていける気がしているだけなんですね。日本人は、もっと民法をはじめ法律を勉強すべきだと私は考えています・・・

目次

第0章 はじめに

1 例題
  解答例

2 Q&A
  第1問
  解答例1
  第2問
  解答例2
  第3問
  解答例3
  第4問
  解答例4
  第5問
  解答例5
  第6問
  解答例6
  第7問 
  解答例7

著者紹介 栗原庸介の著者プロフィール
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