- ・これまで書き溜めていた文章がある
- ・これまで撮り溜めてきた写真がある
- ・イラストを書き続けてきて自分の作品集がある
あなたがこれまでに作り上げてきた作品があれば、Kindle Direct Publishing(キンドル ダイレクト パブリッシング)は、あなたの作品を発表する場所となります。
ここで、Kindle Direct Publishing(KDP)のシステムについておさらいです。
KDPは、世界的なネット通販のアマゾンが運用している、個人や法人を対象にした電子書籍出版支援サービスです。
このサービスを利用することで、あなたも電子書籍をアマゾンで販売することができるようになります。※ちなみに、日本では、2012年10月よりサービスが開始され、日々アップデートされています。
一番最初は、本国のアメリカで導入されました。アメリカは、電子書籍の普及が進んでおり、最初のKDPシステム発表としては最適な場所でした。
そして、KDPシステムにより、これまで無名だった作家が出した作品が、ベストセラーになった例がたくさんあります。
このように、KDPは、新しい出版の体系として、非常に大きな注目を集めていました。
ちなみに、Kindleとは、アマゾンが手掛けている電子書籍端末のことであり、電子書籍出版全般のサービスを指す言葉として使われています。
特に、KDPで出版された書籍は、「Kindle本」と呼ばれて現在、多くの方が出版してきております。
書籍のネタは考え方次第でいくらでも見つかる
書籍を出版したいけど、小説やノウハウ本などは、書けないから無理かもしれない。とあきらめてしまう方が非常に多くいます。
しかし、小説や専門知識が無くても、電子書籍の出版の道はまだまだたくさんあります。電子書籍は、小説のように、文字で埋め尽くされている必要もありませんし、画像がふんだんに使われている写真集やイラスト集、料理レシピなど、いろいろな出版が可能です。
そうは言っても、自分にはやっぱり無理だ。と考えられている方に、電子書籍になるネタのアイデアをご紹介させていただきます。
その一例を挙げると・・・
- カメラが好きでこれまで撮り溜めていたたくさんの写真がパソコンに保存されている
- ブログで書いた人気のある記事をまとめて書籍にしたい
- 自分の家のペットの写真を写真集として出版したい
- お店をやっているため、自分のお店のカタログを作りたい
- 自分の会社の成り立ちをストーリーとして出版し、会社の知名度を高めたい
- これまで書き溜めてきた日記をまとめて、自分史を出版したい
- 漫画を書くことがすきで、これまでの作品を市場に広めたい
- 自分の周りの人に、すごいノウハウを持っている人がいて、その人の知恵をまとめて出版してあげたい
- 自分がこれまで経験してきた、困難を乗り越えた経験をまとめて、その経験を人の役に立ててほしい
- 自分の子供のために書いた絵本があり、その絵本を他の子どもたちにも見せてあげたい
さて、いかがでしょうか?
何か1つや2つは、「これなら、自分でもできるかも。」と思える内容があったかと思います。電子書籍を出版したいな。と思ったことがある方は、決して、「自分の持っている知識や経験なんて大したことがない。」なんて思わないでください。
“自分の知識をまとめて本として出版する。”という行動がとれる人は、実は、非常に稀な存在です。ほとんどの人は、自分には出版なんて。と思ってしまい、あきらめてしまいます。
だから、あなたの知識をまとめて本にする行為は、非常に意味のある行為なのです。今後も、アマゾンのキンドルストアには、さまざまな種類の本が出版されつづけると思います。あなたもその一員として活躍していただければ、非常に嬉しいです。
どんな方でも出版できるKDP
紙の書籍を出版したいと思った場合、最低でも数十万円~数百万円の費用がかかっておりましたが、電子書籍の自費出版は、ほとんど費用をかけずに出版という体験ができることが、非常に大きな魅力の1つです。
電子書籍を出版したいと思った方のやる気とちょっとしたパソコンのスキルがあれば、いつでも出版することができます。
また、電子書籍を出版すると、アマゾン上の表示には、大手出版会社の本と同様に表示されます。
この部分に一切の区別が無いのも、著者としてのチャンスが大いにあります。
アマゾンのKindle本のランキングを見ると、有名作品の中に、個人のKindle本がランクインされていることもよく見かけるようになりました。
「自分がこれまで書き溜めてきた作品には、結構自身がある。」
という方は、一度キンドルストアに出版してみて、その書籍の力を試してみることも非常に面白い経験になるかと思います。
このまま、あなたのパソコンの中に作品を保存しているだけでなく、一度市場に出してみて、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
きっと、あなたの作品をご出版の経験は、人生において非常にワクワクする素晴らしい体験になると思います。