電子書籍の利用率についての考察

本読んでますか?

私は、読者は最高の自己投資だと思っているのですが、紙の本も電子書籍もどちらもケースバイケースで読んでます。

ところで、電子書籍を読んでる人ってどれくらいいるのでしょうか?

先日、電子書籍の利用率に関するニュースが発表されましたので、ここでもご紹介させていただきます。

電子書籍の利用率が高まっている

電子書籍の利用率が高まっている。ジャストシステムの「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2014年4月度)によると、15~69歳までの男女1,100名の15.8%が電子書籍を利用していると回答したことが15日、わかった。中でも総じて男性の利用率が高く、35~39歳の男性が30%、50~54歳の男性は26%が電子書籍を利用していると答えた。

参照元:電子書籍の利用率16% ― 男性35-39歳は30%

こちらの調査では、1,100名の15歳から69歳までの男女にリサーチをされておりますが、全体としては、“6人中1人”の方が、現在、電子書籍を利用されているとのことでした。

この利用率をどう考えるかと言うと、主に、次の2つの意見が出てきます。

1つは、“まだ全然、認知されていない”という意見。
そして、もう1つは、“これからもっと伸びる”という意見があります。

確かに、現状の利用率を見ると、どちらとも、もっともな見解かと思われます。(※個人的には、前者の見解に近いですが、今後の動向に、より注目していきたいと考えております。)

電子書籍については賛否両論

ちなみに、ネットユーザーからは、電子書籍の利用に関しては、下記のような意見が挙げられておりますので、ここで簡単にご紹介させていただきます。

電子書籍に賛成派の意見のまとめ

  • Kindleアプリは自分の持っているスマホで読めるから絶対便利
  • 欲しいと思った瞬間読めるのでとても便利
  • 価格が安い
  • 一度、Kindleを利用してしまうと、その便利さからもう戻れなくなる
  • 過去の書籍もどんどんKindle本化してほしい
  • 電車の中でもタブレットを持つ人が増えた
  • 本が大量に読める時代、資源のことを考えると利用した方がいい
  • 旅行に行くときなどは、荷物にならないからとっても便利
  • 電子書籍の普及は時間の問題。環境が整えばかならず普及する

否定派の意見のまとめ

  • やっぱり紙の本が好き
  • 本屋に行くのが好き
  • 電子書籍に乗り換える理由がいまのところない
  • 購入した電子書籍が、サービス提供者の事業如何でなくなる可能性が怖い
  • 読みたい本が電子化されていない

電子書籍の普及(利用率)は、今後も上昇すると考えられる。(但し、依然として、紙の本の支持者も多く存在する。)

上記の通り、ネットユーザーのコメントは賛否両論ですが、どちらかと言うと、賛成派の意見が多いように感じました。

ただ、否定派の方の意見も、ごもっともで、まだまだKindle版の本の数が少なかったり、紙の本や本屋が好きなどの意見もよく理解できます。(私も、依然として、紙の本も本屋さんも好きで、よく足を運びます。)

また、中には、漫画はKindleで読んで、活字体はKindleで読むといった電子書籍と紙の本の“使い分け”をされているケースもあるようです。

そして、おそらく今後は、現在、紙の本が好きな人も、徐々に電子書籍を利用することになり、電子書籍の利用率が上がることは、間違いないと思います。ただし、それによって、紙の本の支持者が減るわけではなく、電子ブックと紙の本とを、TPOに合わせて利用される方の割合が、最も増えるのではないかと考えられます。