焦がれる ご購入はこちら
川奈美保は総合職として証券会社に就職するが、地味な性格ゆえに配置転換させられ総務課に配属される・・・ 書籍のご紹介動画


本の概要・紹介文

川奈美保は総合職として証券会社に就職するが、地味な性格ゆえに配置転換させられ総務課に配属される。美保は誰にも負けない仕事力を持っていたが、何分にも地味すぎて周囲に溶け込めない毎日を送っていた。

そうした美保が通勤のバスから見ていた喫茶店に勇気を出して寄るようになり、マスターと恋に陥るようになる。

でも結婚は出来そうになかった。

書籍冒頭のご紹介

梗概

川奈美保は大学を出て、総合職として証券会社に勤務していたが、地味な性格故に配置転換をさせられて総務課に移動させられた。美保は誰にも負けない仕事力を持っていたが、何分にも地味であり過ぎて、周囲からは何を考えているのか分からないと言われるほどに周囲に溶け込めない性格であった。そうした美保が勤めを続けられたのは、美保の仕事力であった。

そうした美保が通勤のバスの中でなんとなく見詰めていたのが、コネクターという喫茶店の看板であった。美保はある日、意を決してコネクターという喫茶店のドアを押したのである。それからというもの、美保は店の一番奥の二人掛けのテーブルに座って本を読み、コーヒーを飲んで帰るという事を繰り返していたのである。美保はコネクターによってコーヒーを飲みながら本を読むということが唯一つの心を遊ばす時間となった。

美保が幾分にも喫茶に慣れ始め、突然のようにマスターと話が出来るようになり、マスターが税務申告の書類作りに苦労しているのを知ることになる。

美保とマスターの関係を決定づけたものは、マスターの風邪ひきである。美保は寒がるマスターを下着一枚になって温めるのであるが、そのことが美保の気持を後になって高めることになる。マスターには奥さんがいたが難病で長期入院をしていて、退院できない不治の病と美保は聞かされる。

美保は先々翻訳で身をたてたいと思っている為に沢山の本を読むことにしている。美保は性格が地味であることが幸いをして、仕事が終われば美保の自由時間となり、残業もなくに翻訳の勉強が出来た。

マスターとの関係は毎週金曜日にあり、美保はマスターと結婚を考えるようになるが決して口には出さなく、奥さんの死を願うようになる。併しながら、マスターとの関係が二年以上続いても状況は変わらなかった。美保にとってマスターとの関係が二年も続くと、美保は天にも昇れるあの時に焦がれるようになる。だがなんの変化も見せないことが、なんとか区切りをつけたいと思うようになる。そうした美保に、美保が翻訳した外国証券に関する本が売れだしたのである。出版社は美保の一本立ちを求めるようになるが、美保はマスターとの関係を打ち切るべく術を考えながら、また四階までの階段を上っているのである。

目次
  1. 一 誕生日
  2. 二 確定申告
  3. 三 マスターの風邪
  4. 四 初体験
  5. 五 恋い焦がれる
著者紹介

著者:盛田五三郎

六十代の初めに心臓のバイパス手術を受け、三本中の一本が直ぐに駄目になり、再手術と言われて鬱状態になりました。再手術をしなくても命は大丈夫ということで、今度はペースメーカ入れました。そして今度はまたステントを入れて今日に至っております。手術以来二十年引き籠り状態を続けて小説を書いております。自称「押し入れ作家」と思っております。原稿用紙一万六千枚が押し入れに眠っております。これが最後と思って、今取り組んでいますのはIQの分配と遺伝子について書いております。自称押し入れ作家は現在八十二歳になりました。最近十三年持つといわれるペースメーカを入れ替えました。私より長生きのペースメーカがわが肉体にあります。

今すぐサンプルを見る
Amazonサイトで確認する アマゾンで書籍を購入する
この書籍のレビュー



盛田五三郎の関連図書
この書籍をお友達に紹介する

Twitterでシェアする Facebookでシェアする

このページにコメントする

書籍のご感想や著者へのご質問など何でもご自由にご記載ください。
(コメントの投稿にはFacebookへのログインが必要となります。)