AI音声解説
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架空の動物「ぱんだぬき」の、2匹の子ども「すん」と「すんすん」が繰り広げる日常ショートストーリー、全20話
「すん」と「すんすん」は、近所に住んでいて、兄弟以上にとっても仲良しです。
もしかすると、家族を超えるほどかもしれません。
楽しいときはともによろこび、悲しいときははげまし、つらいときはそっとみまもってあげる・・・
そんな可愛くて、純粋に寄り添う2匹のストーリーがゆるやかに展開します。
せわしない、せちがらい今にあって、2匹のあたりまえの日常は、私たち現代人が忘れかけてしまっている大事なもの、大切なことに、やんわりと気づかせてくれます。
そして、20話を読み終えたあと、もう一度「すん」と「すんすん」の絵(顔)を見直したあなたは、この2匹の子ばんだぬきが、いとおしく、いつしか癒やされ、きっと顔もほころんでいることでしょう・・・。
大人も子どもも楽しめる“ほっこり”の1冊です。
すん と すんすん は、
とっっても仲良し・・・
©️ OBANE-GINZA.ADG 2020
「遊ぼ〜よ!?」
すん と すんすんは、とっっても仲良し
「ねぇねぇ!? すんもいっしょに遊ぼ!
みんなも遊んでたから」
「うん、いいよ〜。
・・・それで、みんなはどこ?」
「すんすん、ひとりだよ」
「えっ!?」
「みんなは、さっきかえったみたい」
「すんすんは、
みんなと遊んでたんじゃないの?」
「ちがうよ。みんなたのしそうだったから、
すんと遊びたくなったの〜」
「・・・うん。遊ぼ〜」
©️ OBANE-GINZA.ADG 2020
著者:おばね ひとし
山形県尾花沢市の生まれ。現在は横浜市在住。
これまでに、童話、小説、映画シナリオなど
10作ちかく執筆するも、書籍として形になる
のは今回の電子書籍『子ぱんだぬき すんと
すんすん』が記念すべき処女作となる。
すでに、菩薩さまを題材とした童話をはじめ、
次回作の構想もいくつか抱えている。