心の視力 第2弾  ご購入はこちら 成功を妨げる『心の壁』
人の心や意識を気の側面から解析した書籍

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本の概要・紹介文

心の視力(太陽出版)の改訂版です。

この書籍は、人の心や意識を気の側面から解析した書籍です。
気とは心のあらわれです。
心を知ることはとても難しく、正しい理解には、専門的な知識がたくさん必要です。
しかし、心とは必ずしも学問の理解する範囲に収まらないことが多々あります。
ですが、気とはその全体像が理解出来ると、曖昧さが極めて減少します。
気の理解が進むことで、本人も知ることの無い、人の心の裏側まで理解しやすくなります。
気と心の関係を紐解いた、とても珍しいテーマの書籍です。
人は多くのことで悩みます。
人は多くのことで苦しみます。
人のもつ悩みや苦しみの裏側には、その人自身がもつ潜在意識が、人の心の陰で強い影響を与えております。
つまり、気というものを正確に知ることで、今まで難しすぎて分からなかった、人の心の理解が進むのです。
改訂前の書籍では、人のもつ潜在意識の理解に問題を投げかけました。
今回の書籍は、その解答にあたる書籍内容です。
特に本書の事例では、介護の現場で起きている様々な心の事象について、医学や心理学とはまったく異なる答えを提供しております。
介護の現場における問題に対して、より現実的な答えを提供することで、さらに人の心の、誰も知らない気の領域を知る入門書でもあります。
気の本当の姿を知ることで人生はとても楽しくなります。
気の本当の姿を知るということは、人生の成功への発想法としても活用が可能でしょう。
また、人生における数多くの問題解決のための、人々が思いもつかない発想の基となるでしょう。

この書籍は、気功術師も知らない気の入門書です。

まえがき

第一章 心と心理学

第一項 前著「心の視力 おもしろいほど気功で分かる
あなたの潜在意識」というテーマから考える潜在意識のお話

以前、「心の視力 おもしろいほど気功で分かる あなたの潜在意識」という本を書きました。この本は、タイトルに「おもしろいほど気功で分かる あなたの潜在意識」と記載しています。

読者の皆さんの中には、「本を読んだけれど、潜在意識についてはさっぱり分からなかった」と思われた方がたくさんいらっしゃったのではないでしょうか。

実は、その皆さんの反応自体が、今現在の潜在意識についての知識の実力なのです。潜在意識を理解していくためには、理解に必要となる最低限の知識が必要となります。つまり、潜在意識を理解するためには、人の意識に関する緻密な論理と、その論理を構成する必要最低限の言語的な知識が大切になります。潜在意識を理解するということは、理解の初期段階では、あくまで自分の理解している言語の範囲に限定されるのです。ですから、潜在意識について理解するためには、まず潜在意識というものを言葉で知る必要があるのです。

人の心の理解には、学問の分野として心理学という分野があります。場合によっては、精神分析学なども関わってくるでしょう。ですが、人の心理を学問的に追究すればするほど、本当は人の心理が分からなくなります。分かっていると信じている間は、本当は心理学については何も知らないのです。ですから、この学びの段階での人の心理の理解では、残念ながら現実で活かすことが出来ません。

心理学というものは、学問的に言葉だけで追究し尽くすことは不可能なのです。やはり実際に多くの人と触れ合い、人の心を現実的に学んでいかなければ、現実という事実に即した心理学は完成出来ないのです。どこまで研究を続けても、必ず重要な何かを見落とします。しかし、人と触れ合うことで知った人の心はごまかしようがないのです。昔の偉い心理学者はそこに気づいたのです。つまり、人の心理を研究し始めて「自分は心理学について何も知らなかったと気づいた時に、初めて本当の心理学の研究が始まるのだ」と述べていたのです。


この書籍を読み終わって、自分の潜在意識についてはさっぱり分からなかったと思った方は、心理学の分野である潜在意識について何の知識が無くても、「自分の潜在意識については何も分からない」というところまでたどり着いたのです。すごいと思いませんか。そんなあなたは、自身の潜在意識をしっかりと理解出来たのです。あなたにとって「潜在意識とはまったく理解出来ないもの」と理解出来たはずです。だからこそ潜在意識なのです。まずは、ここから始めることが大切なのです。学問からスタートしますと、人の心の理解は微妙なズレが生じます。なぜなら、学問は完璧ではないからです。ですが、人の心は良くも悪くも完成しているわけですから、完璧な心の理解が出来なければ事は進みません。

人の潜在意識は心の奥底に隠れている意識ですから、その意識の理解のためには、意識を学び始めてから一つの到達地点として、「潜在意識について自分は何も知らない」というレベルまでたどり着く必要があります。自分が理解していると思っている時点では、学問と実践の中で論理的なズレが生じてしまい、本当の意味では何も進んでいないのです。それは、どんなに優れた有名な学者でも同じことが言えるのです。その真実は、人の意識が実務レベルでしっかりと理解出来るようになって初めて知る内容なのです。ですから私の前著を読まれた方は、潜在意識を本当に知っていくスタート地点に立ったのです。


読者の方々の中には、違った観点からこの本を読破した方もいたことでしょう。違った観点から読むことが出来た方は、この本を十分に楽しめたはずです。楽しめたということは、ここに記載されていた話が自分の心の中までたどり着いたのです。

言葉が心の中にたどり着くためには、たどり着くための心と知識が必要となります。しかし、この本に記載した内容の中には、一般的な知識では解き明かせないお話も多数含まれていました。重要なのは、「解き明かせなかったお話を、どのように捉えることが出来たか」なのです。素直な人は、「意味は分からないがそんなこともあるのだ」と受け入れることが出来ます。つまり、一つの知識として蓄積されたのです。しかし、記載されている内容を自分の知っている知識に収めようとした人は、違った理解を進めて行ったのです。 


人は、自分の知っている知識に収まらない内容についていろいろな反応を示します。記載内容を自分の知っている論理で否定する人もいます。論理は否定してもかまわないのですが、その否定のプロセスの中には、事実を正確に解析出来る新たな理論で分析し、否定するだけの根拠が無ければいけません。ですが、この論理的な作業無しでいきなり否定する人も多いのです。学問的な理解と学問的な実践力の違いがここに生じているのです。皆さんの最も分かりやすい言葉で表現しますと、知ったかぶりをする人や「自分は偉い人」「自分は頭がとても良い人」というような潜在意識が強い人なのです。あなたの周りに一人や二人いませんか? そのような人たちの共通点は、他人との協調性が無いことです。つまり場を読めない、気がきかない、人の気持ちを大切にしない……。

そろそろ皆さんの頭の中に、誰かの顔が浮かんでおりませんか? これが、潜在意識の正体の一つなのですよ。もう一つ付け加えますと、「心理学を学んで人の心が分かるようになった」と考える方で、人の心を正確に理解出来る人はおりません。このような方々に共通する思考の間違いがあります。一見、学問で学んだパターンに当てはまるような錯覚をします。ですが、人の心はそれほど浅くないのです。特に、経験を伴わない学習では、人の心の実体までにはたどり着きません。経験に勝る学問は存在していないのです。学問と経験が結び付いて初めて実体にたどり着くのです。


話を戻しますが、記載している内容が理解出来ないので「何を書いているのか分からない」と心で否定した人もいるはずです。ということは、この本から何も学ぶことが出来なかったのです。この思考はある意味、現代教育が作り出す落とし穴です。

知識とは、何でもかんでも簡単に理解出来るとは限りません。本を読んだくらいで何でも分かると思う方が異常なのです。本来であれば、分からない事柄と出合えば「あっ、知らないことがあった。勉強しよう~」となるのが普通なのです。最近の人の傾向として、「自分は理解が出来るだけの知識が無い」と思考することがとても苦手になってきているようです。 

つまり、分からないことが分からないのです。何が分からないか分かっていないのです。このような方は、分かっている人間からすると、何一つ分かっていることはありません。同じではないのです。何もかもが同じではないのです。当然、理解出来るはずがないのです。

大切なことは、知らない事実に出合った時に自分がどう対応出来るかです。最も駄目な対応は、自分が分かっているつもりになることです。本を上から目線で書評などをしようと考えますと、少し難しい本と出合った時に実はボロが出てしまいます。

その書評を見た方の中には、その人の知識レベルはもとより、人間性の質やレベルまでをかなり正確に理解することが出来る方もいるでしょう。なぜ理解出来るのかと言いますと、人の中には人生の多数の経験から、他人の心を的確に見抜く人もとても多いからです。 

多くの場合、知ったかぶり人間は潜在意識のレベルが低いために、他人を否定することで自分を高く見せようとするのです。ですから、知ったかぶりを発揮しますと、そのことを聞いた人には違和感が生まれるのです。納得出来ましたか? 


この項で言えることとして、まずは他人の良いところを探しましょう。それが、自分の潜在意識のレベルを向上させる簡単なテクニックです。私はこのように潜在意識の低い方を旧スピッツ症候群と名づけました(スピッツとは犬種です。現在のスピッツ犬は犬種改良がなされていておとなしいそうです)。

目次
  1. 第一章 心と心理学
    1. 第一項 前著「心の視力 おもしろいほど気功で分かる
      あなたの潜在意識」というテーマから考える潜在意識のお話
    2. 第二項 潜在意識はこのように考えると分かりやすい
    3. 第三項 欲求の段階説を唱えた心理学者マズローの理論
    4. 第四項 マズローの欲求の5(6)段階説の問題1
    5. 第五項 マズローの欲求の5(6)段階説の問題2
    6. 第六項 心理学は、企業の営業職に勝てるのか?
    7. 第七項 心の形態・体の形態・環境の形態

  2. 第二章 『言葉の力学』~言葉の裏側~
    1. 第一項 日本語の『気』という言葉の意味は?
    2. 第二項 『大人思考の心の都合』と『認知の問題』
    3. 第三項 介護の現場の潜在意識?
    4. 第四項 潜在意識とは、顕在意識の心の都合なのです
    5. 第五項 気功術から見た認知症『幻視と幻聴』
    6. 第六項 気功術から見た『多重人格の意味』
    7. 第七項 言葉の影響

  3. 第三章 知って得する言霊の力
    1. 第一項 誰も気づかない 言葉の別な「力」
    2. 第二項 言葉の力
    3. 第三項 言葉の方向性
    4. 第四項 言葉と距離(対人対応力という能力)
    5. 第五項 言葉と意思
    6. 第六項 意思を持った言葉
    7. 第七項 言葉には「重さ」がある

  4. 第四章 『意思の力学』
    1. 第一項 運が悪くて良かった
    2. 第二項 価値観という意識の力
    3. 第三項 価値観で決まる運命の方向
    4. 第四項 成功するための発想
    5. 第五項 失敗の構図
    6. 第六項 気功から考えると分かる 「気配り」と言う問題認識
    7. 第七項 知らぬ間の一週間~三十キログラム以上のダイエット
    8. 第八項 デブ意識の恐怖~「体重増加ダイエットメニュー」

  5. 第五章  成功への道は様々
    1. 第一項 キレイの真相
    2. 第二項 気功の秘密
    3. 第三項 人の能力の不思議な世界
    4. 第四項 流暢に話をする対人恐怖症の人
    5. 第五項 言葉と意思、意思と知識
    6. 第六項 幽霊にとり憑かれた精神病患者にとり憑かれた整体師
    7. 第七項 精神病患者が起こした予想だにしない行動
    8. 第八項 心の視力(八方眼の心は成功への気配り法)
著者紹介

著者:下澤正幸

 現在の職業は整体師と気功術師。整体は20代前半から自己流の研究を進め、独自のタッチ技術を完成させている。その後、他流派の整体術を取得し、さらに整体療法の研究を進める。また、体の問題の対応に整体の技術だけでは不足を感じ、気功術を習う。しかし、体の問題に対応する気功術は、求めた技術が存在していない事に気づき独自の研究を進める。
 気功術の技術で最も難しいとされる外気功の習得を、独自の理論構成で完成させる。外気功の利用に整体の体の論理が加味される事で、外気功の技術はさらに進化を遂げ、慧真導気功術として独自の技術を基にした、世界に類の無い流派を立ち上げる。 
 そして、気には質というものが存在している事を発見する。気の質の発見は気の質の基の発見に繋がり、人の意識や心、人間性などの違いとの関係を細かく解明した。その後、気功術の進化に伴い、本業である整体の技術も著しい進化を遂げ、誰も知らない新たな体の基本理論の発見に繋げ、下澤整体力学療法として独自の整体術の進化を遂げている。下澤整体力学療法の最大の特徴は、技術の安全性とその効果にある。特に、体にあらわれる問題症状と体の形態的変化の関係理論の構築に特徴があり、今までの整体の技術では発見できなかった体の問題解決手法の完成に繋がっている。
 慧真導気功術と下澤整体力学療法の研究は、体の問題対応としての整体院での技術発見と、整体院に併設した気功健康教室の中での技術の研鑽に繋がる。体の問題と心の問題と気の関係に新たな領域を見出し、人の心の構造に対応する独自の実践理論を構築した。

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この書籍のレビュー

心の視力改訂版 自分と向き合いたい方にお勧め 心が動く本です 深いです。 濃い。 スタート地点 成功の為の自分の意識の方向性を見直す 脳が揺さぶられた


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