人の顔色が気になる! ご購入はこちら 20の心理カウンセリングレポート
「人の顔色」が気になる!⓴の心理カウンセリング レポート 書籍のご紹介動画


本の概要・紹介文

数年前にアメリカから30年ぶりに帰国し、東京で心理カウンセリングを提供していると、「人の顔色が気になる」という言葉を耳にするようになりました。
そして多くのクライアントの気持ちの落ち込みや不安感の根本的な原因が、過度に人の顔色を気にする癖にあることに気づきました。
本書ではなぜ多くの人が人の顔色を過度に気にするようになるのかを探りました。
また人の顔色を気にしない文化では何が違うのか考えてみました。
そしてクライアントがどのように自信回復や自己肯定感を高めることで気持ちが安定したかを、⓴のカウンセリングレポートとともに解説しています。

書籍冒頭のご紹介

はじめに

東京で心理カウンセリングを提供するようになって以来、「人の顔色が気になる」という言葉をよく耳にするようになりました。


そして多くのクライアントの気持ちの落ち込みや不安感の根本的な原因が、過度に人の顔色を気にしすぎる癖にあることに気づきました。


顔色を気にする癖はどのようにしてつくのでしょうか。


まず親の子育てのスタイルや、親の性格などが大きな要因と考えられます。厳しすぎる、自分本位、あるいは暴力的な親の躾によって、不安や恐怖心から子どもは日常的に親の顔色をうかがうようになります。


このような子どもは、親の好むことをしていれば被害を受けないということを、次第に学んでいきます。また両親の仲が悪い場合も、子どもは出来るだけ家庭内で波風が立たないように、自分の言動をコントロールすることを身につけます。


そして家庭外でもいろいろな人との交流を通して、顔色をうかがう癖を身に着ける場合もあります。


学校や塾の先生、運動のコーチ、クラスメートなどとの関係から、自分が相手から「どう見られているか」、「どのようなことをすると嫌われるか」を強く意識するようになります。


他との交流の中で、自分の素の言動が受け入れられないことを感じ取ると、相手に合わせることで自分の居場所を確保しようとするのは自然な防衛本能からでしょう。


多かれ少なかれ、このようなことは誰にでも起こりうることだと思います。しかし経験が強烈であればあるほど、顔色を気にしながら対処する方法が確立されます。


そしてまた日本の文化も、多くの人が顔色をうかがう癖を身に着ける一助を担っているようです。


日本文化は協調を重んじ、また謙遜も美徳として尊ばれます。相手の気持ちを思いやるというのも、子どものころから教えられてきたことです。しかし、「協調」「謙遜」「思いやり」も、偏った解釈や度が過ぎると、生き方そのものに大きな影響をおよぼします。


人の顔色を気にしすぎる癖のついた子どもは、自己肯定感が低く自信のない大人として成長します。そういう人はしばしば、出所不明の不安感に苦しみます。 


「私もそうです」という、あなたの声が聞こえるようです。


しかし、親の育て方や環境によって身についた癖を嘆くことはありません。なかなか変えることのできない癖のように思えても、方法がわかり実践していけば必ず変化がおとずれます。


人の顔色を気にしすぎる癖を見直すことは、本来の自分を認識し、自分という存在を尊重する行為です。それによって不安感は軽減し、自己肯定感が上昇します。


本書の1章と2章では顔色を気にする癖がつく原因を考えました。そして3章では二十のカウンセリング例をあげ、それぞれのクライアントの気持ちが上向くきっかけとなったワークに焦点を当ててご紹介しています。


人の顔色を気にすることから窮屈な思いをしている方の気持ちが少しでも楽になることを心から願っております。


2021年2月

カリフォルニア州公認心理士・心理学博士 王丸典子

目次
  1. はじめに

  2. 1章 親の影響で「人の顔色」を気にする癖がつく
    1. 親からのメッセージは強烈
      1. 【コラム】私のせいでお母さんが死にそうになる!
    2. 母親の愛を確認したい
    3. 親の顔色で行動する
    4. 子供の心に生まれる不協和音
    5. 相反するメッセージを受け続けると
    6. 子供の「味方」になることが何よりの栄養
      1. 【コラム】気持ちを聞き共感するお母さん
    7. 貴重な存在という意識が自己肯定感を育む
      1. 【コラム】本当にダメ人間だね!
    8. これが「価値観」の原点
    9. 反抗期は必要
    10. 自己肯定感や自己有用感を育てるために

  3. 2章 外的要因で「人の顔色」を気にする癖がつく
    1. 謙遜は美徳
    2. 調和を気にするあまり
    3. 改善を追求しすぎると
    4. 親以外の影響で身につく顔色をうかがう癖
    5. 顔色を気にしない社会は何がちがうのか
    6. 過度な思いやりは相手の能力を軽視しているという考え方
    7. 顔色が気になる程度は生まれながらの特性にもよる

  4. 3章 ⓴のカウンセリング レポート
    1. 心理カウンセリング❶ 自分は何者? 自己の確立
    2. 心理カウンセリング❷ 頭の中に居座る母に自分の意思を伝える
    3. 心理カウンセリング❸ 人に好かれる会話上手になりたくて
    4. 心理カウンセリング❹ 自己肯定感向上と自信をつける1
    5. 心理カウンセリング❺ 自己肯定感向上と自信をつける2
    6. 心理カウンセリング❻ 人から好かれるセールスマンになりたい
    7. 心理カウンセリング❼ ブレない人になりたい
    8. 心理カウンセリング❽ 笑顔脳トレと簡単会話術で自信をつける
    9. 心理カウンセリング❾ 友達が少ないのは問題ではない
    10. 心理カウンセリング❿ 居場所が見つけられない
    11. 心理カウンセリング⓫ 自分に対する責め癖を直して
    12. 心理カウンセリング⓬ 他人の顔色を気にしてつく嘘
    13. 心理カウンセリング⓭ あんなこと言わなければよかった
    14. 心理カウンセリング⓮ 人生本当に理不尽で不公平
    15. 心理カウンセリング⓯ 評価を気にして冷や汗が止まらない
    16. 心理カウンセリング⓰ イキイキ接したい
    17. 心理カウンセリング⓱ 批判を止めるとイライラが減少
    18. 心理カウンセリング⓲ 孤独の脅威を撃退する法
    19. 心理カウンセリング⓳ 不安の蟻地獄から脱出するには
    20. 心理カウンセリング⓴ 被害者からサバイバーへ

  5. おわりに
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