KDPのコンテンツガイドライン

何事もルールは大切です。

紙本の出版の場合は、出版社との契約があるように、例えネット上のKindle出版でも、アマゾンと結ぶルールが存在します。

キンドル本を出版したいと思ったことがある方は、一度ガイドラインをしっかりと読んでおきましょう。



Kindle本を出版したいと思った方は、原稿を作成する前に、念のため、Kindle書籍のコンテンツガイドラインを確認しておくことをおすすめします。

せっかく、時間と手間をかけて書籍を作ったとしても、アマゾンのコンテンツガイドラインに違反していると、その書籍を出版することができません。

そこで、ここでは、アマゾンのコンテンツガイドラインについてご紹介させていただきます。

Kindle書籍を作る前に確認しておくべきコンテンツガイドラインとは

KDPにKindle書籍を出版申請する際、アマゾンが予め定めているコンテンツガイドラインに準拠している必要があります。

コンテンツガイドラインの目的は、アマゾンの販売サイトで出版される書籍について、違法性のあるものや公序良俗に反したものなどを排除するために設けられております。

具体的には、下記の5つについて言及されております。

1)わいせつな内容
2)悪意を含む表現
3)違法な内容
4)パブリックドメインおよび独占権をお持ちでないその他のコンテンツ
5)顧客満足を得られない商品

※最新のコンテンツガイドラインについては下記のページでご確認いただけます。
コンテンツガイドライン

アマゾンでKindle書籍を出版したいと思った場合には、まずこのガイドラインに反さないものを制作する必要があります。

ただ、この基準についてはあいまいなものが多く、実際に出版の可否については、アマゾンに出版申請した場合に、アマゾン側で判断されます。

コンテンツ違反ばあった場合は、アマゾンからメールが送付されます。

※コンテンツ違反ばあった場合、アマゾンからの送付されるメールの例

作った書籍にコンテンツ違反があった場合は、上記のようなメールがアマゾンから送付されます。そして、アマゾンから送られてきた内容を確認して、電子書籍を修正し、再申請を依頼する必要があります。

※アマゾンサイトへの登録の可否は、すべてアマゾン側の裁量によりますので、仮に審査に通らなかった場合は、電子書籍を修正して再出版申請をする必要があります。

※また、コンテンツ違反をした場合、KDPのシステムで作った書籍申請画面はロックされてしまいますので、改めて新しい書籍を別途、新規の本として提出する必要があります。

アマゾンに指摘された箇所を、しっかりと直せば出版できる

コンテンツガイドラインと言うと、なんだか厳しいものだと思われるかもしれませんが、基本的には、街の書籍で販売されている程度の内容であれば、ほとんどの場合審査にひっかかることはありません。

また、仮に審査が通らなかった場合でも、アマゾンに指摘された箇所を確認して、コンテンツガイドラインに準拠したものに直せば、必ず出版できますので、ぜひあきらめずにトライしてみてください。