電子書籍をセット販売して、売上を伸ばそう!

セット販売は、個別の商品を購入するよりお得なので、消費者としても嬉しいものです。

販売者としても、一度の販売で、より多くの売上があげられるので重宝する販売戦略です。

そんな販売手法は、アマゾンKDPでも実施できます。

ここでは、電子書籍の販売促進策として、Kindle本のセット販売についてご紹介します。

目次

セット販売のすすめ

世の中には、たくさんのセット販売があふれています。身近なところでは、マクドナルドのバリューセット。これもセット販売の例ですね。あとは、テレビ通販でもよく見る『いまなら、このパソコンを購入するとセットでプリンターも付いてきます。』という販売方法も、セット販売の例です。

さて、この巷でよくおこなわれているセット販売は、実は、アマゾンのKindle本でも実施することができます。(現在は、セット販売をしているケースはあまり見ませんが、この方法も今後は増えてくると思います。)

また、実店舗の書店でも、本をセット販売しているところもあまり見かけません。これは、紙の本は、定価で販売することになっているのが通例のため、基本的には値下げが難しいので実施されていないと思われます。

しかし、電子書籍の場合は、簡単にセット販売ができます。

人は、“お得なセット”が大好きですので、あなたの書籍をセットで販売することで、売れ行きがよくなるかもしれません。

Kindle本をセット販売するメリットとデメリット

電子書籍のセット販売には、多くのメリットがあります。

  • お客様にお得感を感じてもらえる
  • 他の著者と差別化ができる
  • 販売できるもの(出版冊数)が増える
  • 70%のロイヤリティを得ながら、1冊当たりの最低価格を250円以下にできる

上の3つのメリットは、一般的なセット販売のメリットですが、最後のメリットは、Amazon Kindle本特有のメリットとなります。(※通常、Amazon KDPでは、ロイヤリティ70%を獲得しようとしたら、最低販売価格を250円以上にする必要があります。参考:これを読めば理解できる!KDPセレクトのまとめ しかし、2冊セットで250円で販売した場合、実質の1冊当たりの最低価格は、125円まで下げて販売することができるようになります。

マーケティング的には、いろいろとワクワクする施策のセット販売ですが、セット販売には、もちろんデメリットもあります。

それは、単体の本の売れ行きが下がる可能性がある。ということです。

たとえば、既に、1冊500円の本を2冊出版している場合、新たに2冊セットで690円として販売したら、より多くの方が、セット販売されている本の方を買ってくれると思います。(※なぜなら、セットの方がお得だから。)

ただし、この場合、単発では買ってもらえなかった本が、セットにしたら売れる可能性が上がるため、一概にはデメリットとは言えないかもしれません。※単体販売とセット販売の併用に関しては、どちらの方が販売数と販売額が大きくなるかを実際に、販売価格を調整しながら、テストしてみないとわかりませんが、これらの施策は、一度試してみる価値はあると思います。

セット販売の実例

実は、私も先日電子書籍のセット販売を試してみました。

Amazonでセット販売を実施した例

こちらのセット販売は先日、やり始めたばかりですので、結果はまだ何とも言えませんが、結果として、電子書籍の出版数が増え、お客様の選択肢も増えたので、自分的にはとても満足しております。(また、今後の状況に関しましては、別途ご報告させていただきます。)

※また、本サービスをご利用して複数電子書籍を出版されている方は、セット販売のご対応をさせていただきますので、お気軽にご連絡いただければと思います。

※また、今後も当ブログでは、AmazonKDPの裏ワザやティップスについても、どんどんご紹介させていただければと思います♪