継続力を身に付けるための4つのコツ

やり続けることのむずかしさは、誰もが一度は味わうことだと思います。

私も、途中であきらめてしまったことや、やめてしまったことは数知れず。

ただ、『どんな分野でも1万時間続けることができれば、その道のプロになれる』と言われています。

ということは、あなたが何かの分野のプロになりたいと思ったとき、そのことに1万時間を注げることが出来れば、自分の人生を、自分が望む道に行けるようになるということです。

ただ、ここで1つだけ、大きな問題があります。それは、なかなか「1万時間も続けられない」と言うことです。

今日は、継続力についてのお話です。

目次

努力とは、継続して繰り返しを行うこと

先の一万時間プロ論ではないですが、私も、今の世の中、努力すれば、ほとんどのことは達成可能だと考えています。ここで言う、努力とは、継続と繰り返しのことを言います。

たとえば、東京大学に合格した方や、難しい国家試験に受かった方などは、99%が努力家の方です。東大に合格したほとんどの方は、勉強を継続し、何度も何度も、繰り返し過去問や問題集を解いています。(東大でなくても、普通の学校のテストでも、何度も教科書を読んだ人が、高得点が取れます。)

つまり、『あの人は、とても努力家だ。』という言葉は、『あの人は、この分野で、継続と繰り返しができる人だ。』と言い換えてもいいと思います。そして、現在の日本では、努力をすれば、ほとんどのことは叶えることができます。例えば、本の執筆なども、努力すれば、必ず原稿を完成することができます。

そこで、どのようにすれば、努力(つまり、継続と繰り返し)ができるかをお話していきます。

※ここでは、努力とは、“単なる継続と繰り返し”のことを言う、ということを覚えておいてください。

継続するためのポイントは、得意分野に注力する

でも、「みんなその努力をすることが嫌だから、困っているんだよ。」と思われるかもしれません。確かに、世の中には、努力は辛くて嫌なことだと思っている方が大半です。(私もできれば努力したくありません(笑)

でも、何かを成し遂げるには、継続して繰り返しやる努力が必要です。(だから、継続させるコツを身に付けるようにしましょう。)

そして、継続するポイントとしては、自分の得意分野に注力することをおすすめします。

どんな人でも、何かしら得意なことがあります。(例えば、人に話をすることが得意な人。ものを書くことが得意な人。人の話を聞くのが得意な人や、何かを読むのが得意な人。など、人によって得意分野はさまざまです。)

最初に継続する際は、絶対に自分が不得意な分野には手を出さないでください。

何かをやり続けることは、本当に大変です。そして、継続するには、最初のハードルが一番高いのです。
繰り返し繰り返し、その作業をしていくうちに習慣化されて、だんだんと楽になってくるものなのです。

だから、まずは、その最初の一番高いハードルを乗り越えるために、自分の得意分野を伸ばすようにしましょう。

最初は質よりも量が大事

あなたが、どの分野に注力をするかによりますが、継続は、あなたの人生の道を開く力を持っています。

たとえば、私はいま、このブログ記事を書いていますが、このように何かを書くことを続けていれば、本の執筆なども容易にできる、“書くスキル”が身に付きます。

あるいは、学校の勉強なども、教科書や参考書を暗記する程読み続ければ、必ずいい点が取れます。仕事でも、その仕事を続けていれば、その分野のエキスパートになれます。

ちなみに、私は、どんなことも、最初は、質よりも量の方が大切だと思っています。どんな人でも、最初は質がともないませんので、そのことをどれだけやったかという量の方が大切です。

習慣化したら、あなたの勝ち

質よりも量。ということを心得て、毎日毎日、その作業を続けていたら、いつの間にか、その作業が習慣化されるようになります。

そして、習慣化されると、そのことをやるのに、ほとんど努力が必要なくなります。

たとえば、あなたは、毎朝、自分の顔を洗うことや、トイレに行くこと、歯を磨くことなどに、努力をしていますか?

このような行為は、既に習慣化されてしまっていて、あなたの生活の一部となっているため、ほとんど苦痛を伴わず、いつの間にか、無意識でできるようになったのです。

つまり、あなたのやりたいことで得意なことをやり続けて、習慣化できたら、あなたはその分野のプロになれます。

確かに、継続することは、最初は本当に大変なことですが、習慣化されたらあなたの勝ち。だと思って、是非、あなたの才能を開花させてください。