電子書籍を作るうえで、文章の誤字脱字などを見つける校正作業は、大切な作業です。
ただ、校正作業は、著者自身では見逃してしまったり、おろそかになってしまうことが多々あります。
そこで、そんな方のために便利なのが、インターネット上の校正チェックツールを利用するというやり方です。(実は、校正チェックは、WEBサービスを利用することで簡単に実施することができます。)
ということで、ここでは、無料で使える校正チェックツールを4つほどご紹介させていただきます。
無料で使えるおすすめ校正チェックツール
1)日本語校正サポート
まず最初にご紹介するのは、『日本語校正サポート』です。
使い方はとっても簡単で、ページに表示された入力欄に文章を入れて『日本語チェック』ボタンを押すだけです。
日本語チェックをクリックすると、以下のように指摘箇所を教えてくれます。
2)Enno
続いては、Ennoというサイトのご紹介です。
Ennoも、基本的には文章をコピペで入力して、ボタン一つで構成してくれます。
結果はこちら。
広告が入るので少々見づらいですが、文言チェックをやってくれます。
3)ValuePress
続いては、ValuePressの校正ツールのご紹介です。
https://www.value-press.com/proofreader/
WEB用のプレスリリースをサービス提供している会社ですので、プレスリリースの校正チェックと書かれていますが、もちろん、一般的な文章の校正としても利用できます。
文章を記載して『校正チェック』ボタンをクリックする。
右側に結果が表示されます。
4)so-zou
最後は、さまざまなツールを提供しているso-zouの校正ツールのご紹介です。
http://so-zou.jp/web-app/text/proofreading/
こちらも例のごとく、用意した文章をコピペするだけで使えます。
検査ボタンを押すと以下のような結果を返してくれます。
校正チェックツールはあくまでもベースとして使うべき
今回ご紹介させていただきました校正ツールは、文章をコピペしてボタンをクリックするだけで、日本語としておかしなところを教えてくれる優れものです。そのため、自分では見逃してしまった誤字脱字を発見するためには有効なツールです。
ただ、これらのツールはあくまでも、ある一定のルールを持ちいて、コンピューターが自動判定してくれるツールですので、細かい表現の確認や言い回しなどの最終チェックは、著者様ご自身(もしくは、友人・知人に読んでもらうなど)人間がやるようにしましょう。
以上、ご参考まで。