電子書籍をビジネスに活用する



電子出版を自分のビジネスに役立てている人が増えてきました。

例えば、テニスのプロコーチの方は、自身のコーチング内容を書籍としてまとめられたり、整体師の方は、自身のまとめた、身体のしくみを電子書籍として販売したり、自分のやっているビジネスの補足として、出版される方も多くいらっしゃいます。

コミュニケーションツールとしても使える電子出版

通常のビジネスシーンでは、初対面の方と会う場合、名刺交換をして相手が何をやっているのかを聞きます。そして、相手がどんな人かを、話をしていくうちに理解していきます。この流れは、どんなビジネス(あるいは、婚活や異業種交流会など)でも、人間関係を築く場合は同じプロセスを通ります。

ただ、ここで、自分が出版した書籍がある人とそうでない人では、相手が受ける印象が違ってきます。もし、あなたが本を出していることが分かれば、相手は、あなたは何が得意で、どんな人なのかを理解することができます。

たとえば、あなたが営業のノウハウ本を出していたら、「この人は、営業が得意なんだな。」と、一発であなたの特技を理解します。

相手があなたの特技を理解できれば、あなたにビジネス的なアドバイスを求めることもありますし、もしかしたら、将来のビジネスパートナーになる可能性も広がります。また、「書籍を出している方だから、変な人ではなさそうだな。」と、あなたとの信頼関係を素早く構築できるようにもなります。(もちろん、書籍のクオリティがしっかりしたものである必要はあります。)

あるいは、あなたに興味を持ってくれた人は、あとであなたの書籍を買ってくれるかもしれません。すると、書籍に書かれていることに共鳴して、あなたのフォンになってくれるかもしれません。

このように、電子書籍の出版は、その本の販売だけでなく、ご自身のビジネスの付加価値として、さまざまな可能性を広げるツールとしても活用することができます。

もちろん、これは自営業者や経営者のみが対象でなく、一般的なサラリーマンにも同じことが言えて、サラリーマンの方でも自分のKindle本を出版して、自己PRに活用するなど、さまざまな活用方法があります。(副業禁止などの理由で本名を明かせないのであれば、ペンネームでも出版できます。)

電子出版は、あなた自身のアピールやビジネスの促進剤に活用することもできますので、お役立てください。

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