紙の書籍には無い、電子ブックのメリットとは?



電子ブックには、紙の本にはないメリットは、いろいろとあります。

劣化しないし保管場所もいらない

何といっても、電子ブックは単なるデータですので、何年、何十年経っても、そのコンテンツが劣化しないです。※紙のように破れたり、水で濡れてしまって、しわになってしまったりということもありません。本を紛失してしまうこともありませんし、保管場所も必要としないため、大きな本棚は必要ありません。(本をコレクションするのが好きという方には向きませんが、、、)読者は、電子書籍端末上に、何百もの書籍を保存しておくことができます。

出版社も本当はありがたい?

出版社も、本来は本を印刷する必要も無くなり、在庫を保管する必要もないので、ある程度のメリットはあります。もっと言うと、配送も必要なければ、検品チェックなど、さまざまな作業が必要なくなります。また、販売面では、紙の本のように、絶版になることもありません。※ある大きな出版社様では、このような特徴から、過去に絶版した書籍を、電子ブックで復刊する取組みも実施されています。(今後、出版業界も電子書籍に対応してくることは確実です。)

著者としても嬉しいメリット

電子ブックには、書籍ページ内にハイパーテキストを挿入して、ホームページに飛ばすことができたり、汎用端末向けの書籍では、動画や音声を埋め込めたりといったことも可能になります。

このように、電子書籍は場所をとらないということだけでなく、デジタルコンテンツだからこそできる使い方が今後、主流になってくると思います。もちろん、電子書籍の登場により、紙の書籍が無くなることはありませんが、これまでの常識を覆すサービスや機能を実現してくれるのも電子書籍の面白いところです。どちらかというと、紙の書籍はコレクションとして集めたりすることに魅力があり、電子ブックは気軽に読める点に重点を置かれるようになるかと思います。

これまで、多くのものが電子化され、暮らしが便利になり、ある市場が掲載され、これまでの市場が破壊されてきました。たとえば、音楽業界でも、CDやMDといった物理的な販売は減少し、データとして販売されるデジタルコンテンツが一般的になりました。

このような変化が、いま、出版業界でも起こっています。

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