Kindleストアに出版された後にやるべきこと

Kindle書籍が販売された後は、あなたの本を売り込まなければなりません。

「アマゾンで販売されるんだから、買ってに売れていくだろう。」と思うのは、KDPが開設された当初であれば良かったかもしれませんが、現在では、残念ながら、少々考えが甘いです。

現在は、多くの個人の方が電子出版をしています。その中でも売れる本と売れない本が分かれてきているのです。


無事、アマゾンの審査が通り、あなたの書籍がKindleストアで販売された後には、今度は販売促進に力を入れる必要があります。

販売促進の基本は、費用をかけないこと

販売促進とは、ズバリ、あなたの本の存在を世間に知ってもらうことです。

ただ、この販売促進の方法には、極力費用をかけないことをおすすめします。電子書籍の販売促進方法について

これまでの商業出版である紙の書籍で行われていたような、新聞広告や電車の広告などは、多額の費用がかかります。このような、これまでの書籍の広告宣伝では、損失が膨らむだけで、あまりおすすめできる方法ではありません。※もちろん、多額の資金があれば別ですが。

広告宣伝は、基本的にはネット上で行う

では、どのような方法がいいのかというと、結論から言うと、ソーシャルメディアの活用です。電子書籍の販売は、すべてインターネット上で完結します。そのインターネット上のメディアである、ソーシャルメディアを活用することをおすすめします。

ソーシャルメディアとは、ブログやTwitter,Facebookなど、最近ではLINEなどが有名です。

このメディアを最大限に活かすのが、電子書籍の販売促進にもっとも適しているといえます。

ただし、

「そうか、宣伝広告は、インターネットでやるのか!」

と思って、実際にこれまでのような宣伝文句を使っていてはうまくいきません。

宣伝文句の基本や、人の役に立つ、興味を引くことを中心にする

ソーシャルメディアの基本は、そのコミュニティに存在している方に、「役に立つ情報を伝える」という姿勢で成り立っています。これまでの広告宣伝の媒体のチラシやテレビ、新聞、雑誌などの広告のように、商品の売り込みでは、なかなか人が反応してくれません。

TwitterやFacebookのソーシャルメディアを使う場合は、「有益な情報提供を継続に実施する」必要があります。ソーシャルメディアを利用している人は、自分の興味がありそうな話題や役に立ちそうな情報を探しています。そこで、宣伝の方法としては、自分の書籍に関連がある役立つ情報や興味を湧く話題を継続的に発信することです。

目的は、あくまでも、書籍の販売ではなく、“役立つ情報を配信すること”

このような姿勢でソーシャルメディアを活用することで、固定のファンができ、ファンの中から書籍を購入してくれる人が生まれてきます。

このことは、あなたが、逆の立場になればすぐに分かりますが、全く誰だか知らない人から、「この書籍を買ってください!」と言われて、「はい、わかりました。」と購入するかというと、そんなことは無いと思います。しかし、普段から「この人の情報は、なかなか役に立つな。」と思っている人がいたとして、その人が、「今回、新たに書籍を出版しましたので、お知らせします。」と言われたら、少なからずどんな書籍か気になると思います。そして、アマゾンのサイトで実際に見て、読んでみたいと思ったら、実際に購入してもらえます。

このような活動を続けることで、あなたのファンが増え、書籍の購入者が増え、次の書籍を出したら、そのファンの方達が購入してくれるようになります。

是非、「一発で、」とか「一気に、」といったことでなく、じわじわとした販売促進を楽しみながら、おこなってください。

そして、実はこの方が、あなた自身の“ブランド構築”につながっていくと思います。電子書籍は、格好の自己ブランディング構築手段

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