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電子書籍フォーマットが複数ある理由は?

      2019/01/31

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現在、国内の電子書籍フォーマットは、「XMDF」や、「ドットブック」、「EPUB」、「MOBI」など多くのフォーマットが存在しています。

まだまだ、発展途上の業界のため、いろいろな機関が試行錯誤をしているため、仕方がない問題ですが、利用者としては、いろいろなフォーマットが存在していると、何を使っていいのか、どのフォーマットを覚えればいいのか困ってしまうかもしれません。

そもそも、なぜこのような状況になってしまったのかというと、これは、売る側の問題です。

たとえば、これまでにある特殊のフォーマットで作られた電子書籍がある場合、その仕様を無視することができません。企業としては、それまで多くの資本を投入して、電子書籍の開発を続けてきており、回収ができないと非常に困ってしまいます。そこで、一度自分のところで仕様を作った場合は、その仕様でやり続けないといけなくなってしまいます。

このように、国内に多くのフォーマットが存在するのは、売り側の事情が大きな理由のひとつです。

ただ、このような問題は、これまであった、VHSとベータ、プラズマテレビと液晶テレビなどの争いと同様で、だんだんと利用者の利便性やユーザー数の規模によりある仕様が標準となってきます。

そして、現在、電子書籍の国際的なフォーマットとして有名なのは、「EPUB」です。

参考:EPUBについての基礎知識

今後は、フォーマットの統一が行われてくると思いますが、そうは言っても、まだまだ、電子書籍の時代は始まったばかりです。

電子書籍を扱う身としては、これからも、電子書籍のフォーマットに関しても情報をキャッチして、常に最新情報を手に入れるために努力していく必要があります。

ある業界に技術革新が起こると、その業界が一新します。

出版業界もこれからどんどん変化していくと思いますので、常にアンテナを張っていきましょう。

 - 電子ブック


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