モチベーションを持ち続けるコツ|目標達成のメカニズム
2019/01/31
やる気と行動力を持てば、ほとんどのことはやり遂げられます。
でも、そのやる気を持つ(持ち続ける)ことがなかなかできません。
『モチベーションを保つ』ことは、生きるうえでもかなり重要なことです。
ここでは、書籍の執筆だけではなく、“何かをやり遂げたい!”と思っている目標がある方に向けて、モチベーションを保つコツをご紹介させていただきます。
もしかしたら参考になることが書かれているかもしれませんので、最後までしっかりと読んでいただけると嬉しいです。
目次
自分の願望を明確にする
まず最初にお伝えすることは、願望の明確化です。
どんな自己啓発書を読んでみても、どこの自己啓発セミナーに参加してみても、最初に言われることは、目標/願望の明確化です。
そもそもなぜ、目標や願望を明確化する必要があるのかというと、人は、自分の成し遂げたい夢や願望を持たない限り、その目標は絶対にかなわないからです。
たとえば、『ふらっと散歩をしていたら、いつの間にか富士山の頂上に来ていた。』ということが起きないように、自分の中で、“これを成し遂げたい!”とした思いが無ければ、目標は絶対に達成されません。
例えば、あなたが、本を執筆して出版したいと思うのであれば、その目標を明確にすることが超重要事項です。(できれば、実際に紙に書いて、毎日持ち歩いて、毎日その紙を眺める。くらいの意気込みが大切です。)
自分ができると信じていないことに、努力できるわけがありません。
そのため、最初の第一歩は、自分の願望を心に描き、そのことが実現できると信じることが、あなたのモチベーションを維持するために非常に大切なことになります。
願望を自分のこころに落とし込む
自分の目標や願望を持つことができたら、次は、自分にその願望を落とし込みます。
落とし込みとは、簡単に言うと、その願望を達成することを、心の底から願うことを言います。
人は、強い願望を持つと、周囲の環境が、どんなに難しいことや不可能だと思うことでも、願望を達成する方法を見出すことができるようになる生き物です。(強い願望が、自分に創意と努力をもたらしてくれるのです。)
厳しい環境に置かれた場合、受動的な人は、その状況を理解し、ただただ、自分の願望が無駄であったと悟るだけですが、心の底から達成したい願望を持つ人は、この問題をいかに乗り越えていくかを考えることができ、創意工夫を持って努力できるようになります。
書籍を書き上げる人と途中であきらめてしまう人の違いは、自分の願望を捨てるか、勇気を出して行動し続けるかの違いにあるように思います。(もちろん、書籍の執筆だけでなく、その他の目標達成においても同じことが言えます。)
チャレンジを楽しめる人間になる
新しいことを始めるには、怠惰心や不安な感情が付きまとうものです。
しかし、新しい分野への挑戦がなければ、人はどんどん退化していき、将来もありません。(そもそも、人生において、チャレンジがなければ、人生そのものが退屈なものになってしまうかもしれません。)
ただ、新しいことにチャレンジするということは、“言うは易く行うは難し”です。経験したことがない障害や困難、想像もつかないような問題があなたを待ち構えています。この障害を乗り切るには、かなりのエネルギーが必要です。
ここで言うエネルギーとは、あなたの情熱のことで、「絶対にやってやる!」という意気込みのことを言います。燃えるような熱意や根性、執念などが、困難を乗り切るためのエネルギーとなるのです。
本の執筆においても同じで、『今年中に絶対出版してやる!』というエネルギーが、あなたの夢の実現の一歩となります。
希望を失わない
ここまでは、『心で強く思ったことは、必ず実現できる!』といったような精神論を語ってきましたが、私も最初は、このようなポジティブ思考の人間ではありませんでした。(どちらかと言うと、ちょっと斜に構えて、少しでも批判されたら落ち込むような人間でした。)
ただ、どんなに苦しい状況でも、明るさと希望を失わないことで、自分を元気付けて今日まで懸命に働いてきました。
どんなに凄い人にも、悩みやスランプ、落ち込むことなどはあります。しかし、そんな状況の中でも、気分転換を図り、明日への希望を持って生きていけば、かならず自分の中のモチベーションがふつふつと湧いてくるようになります。
書籍の執筆においても、必ず、スランプがやってきます。筆が進まないのに、うんうんとパソコンの前で考えて、数時間を無駄に過ごすときもあります。
しかし、どんな状況でも、抜け出す転機が訪れます。その時が来るまで、希望を失わないのも、大切なスキルの1つだと思います。
大胆にすすめ、繊細に確認する
実は、あなたの目標を達成するには、この両面をうまくあわせもっていくことが大切です。繊細なだけでは、新しいことに挑戦する勇気が生まれませんし、大胆なだけでは、抜け漏れがあり失敗してしまいます。
目標を達成したいときは、豪快さと繊蜜さを使い分けていく必要があります。
具体的には、何かを始めるときは、「エイヤッ!」と飛び込める大胆さ。そして、その後は、「進む方向はこれでいいか?間違っていないか?」と繊細に確認することが重要となります。
本の執筆で言えば、まず書いてみる。自分の書きたいように書いてみて、後で読み返して、この表現方法はわかりやすいか?誤字脱字は無いか?などを確認していくようにします。
物事は、大胆にすすめ、繊細に確認する。これがとても重要だと思います。
真のゴールは、モチベーションを上げなくてもできるようになること
最後は、習慣化のお話です。
人は、無意識の状態でできるようになれば、どんなことも達成できるようになります。
例えば、あなたが、自転車に乗る時、どれくらいハンドルを切れば、このくらい曲がれるとか、これだけペダルをこげば、安定する、といったことは、あなたが無意識の内に、状況を判断してやっていることだと思います。
これは、“自転車に乗る”という行為を繰り返しおこなったために、自分の脳に、行動パターンがインプットされ、瞬間的にそのパターンを呼び出せるようになったからなせる業なのです。
何かを成し遂げたいと思ったときも、繰り返し反復することで、自分の潜在意識にインプットされていきます。そして、ある時から、そのことをやること自体が苦で無くなり、簡単にできるようになります。
人は、この状況に持ちこむことができれば、できないことはなくなります。
“書籍を書く”ということで言えば、毎日、執筆作業をすることで、いつの間にか、本を書く作業が全く苦でなくなり、わざわざモチベーションを上げなくても、スラスラと書けるようになります。
いま、何か自分の達成したいことがあり、それをやるのが困難であれば、やり続ければ、いつかは苦でなくなるということを思い出してみてください。
ここでご紹介した内容が、少しでもあなたのモチベーションを上げることの参考になれば、非常に嬉しいです。
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