Kindle本の制作/作成と販売のコツ

電子書籍を出版したいと思ったときに読むブログ

出版後の電子書籍(Kindle本)のカテゴリを変更する方法|最新版

      2023/10/18

以前このブログでご紹介しておりました、“Kindle本のカテゴリ変更”の方法ですが、一部やり方が変わり、プロセスを簡素化できるようになりましたので、改めて、出版後のKindle本のカテゴリ変更の方法をご案内させていただきます。

ご参考:Kindle書籍の登録カテゴリーを変更する方法(過去記事)
※現在、上記のやり方でご説明していた、“既存のカテゴリーを削除する”は必要ございません。
追記:カテゴリの変更方法を更新しました。

出版後のカテゴリ変更は可能です

まず、事前知識として、アマゾンに出版した後のカテゴリーは変更ができます。カテゴリーとは、このような部分に記載されているところです。

category_shitei01

通常、このカテゴリ部分は電子書籍を出版したときに、自動的に割り振られるようになります。そのため、自分の意図しないカテゴリ分けをされる可能性もございます。

※ご参考:アマゾンからのご案内
なお、本棚に表示されるカテゴリーオプションは、ウェブサイトのカテゴリーと完全には一致しておりません。
本棚ではBISAC(Book Industry Standards and Communications) に基づくカテゴリーをご選択いただきますが、ウェブサイトのKindleストア上では参照カテゴリーが表示されるためです。このため、恐れ入りますが、本を出版した際、カテゴリーがご希望通りに反映されない可能性もございます。

なぜカテゴリ変更が必要なのか?

なぜ、出版後のカテゴリ変更処理が必要なのかというと、アマゾンでは、カテゴリ毎にランキングを形成されているからです。アマゾンのランキングページは、多くの方が見る場所です。このランキング上位に自分の書籍が入れれば、より多くの方にアピールできるようになります。

Amazonランキング例

たとえば、ご自身が出版した電子書籍を人気のあるカテゴリや競合が強いカテゴリに登録してしまうと、ランキングの上位に食い込むことができず、販売機会を失ってしまう可能性があります。逆に、人気のないカテゴリや競合があまりいないカテゴリに登録することができれば、少しの販売数でも、アマゾンのカテゴリランキングの上位に表示され、より多くの販売に繋がる可能性があるのです。

カテゴリ変更できるのは、「Kindle本」を2種類3種類まで

ただし、以下の2つの注意点があります。

  • カテゴリ変更を依頼できるのは、「Kindle本」のカテゴリのみ。
  • カテゴリ登録できるのは、2種類3種類のみ。
選択できるカテゴリ数は、3種類になりました。

また、Kindle本を出版した場合、「本」のカテゴリは、追加登録ができませんので、こちらもご注意ください

※ご参考:アマゾンからのご案内恐れ入りますが、「本」のカテゴリーに関しましては、削除のリクエストのみ承っております。追加のリクエストは承っておりませんので、ご了承くださいますようお願いいたします。

※ちなみに、Kindle本のジャンルは以下のページよりご確認いただけます。こちらでご自身の書籍に合ったジャンルを見つけてください。
Kindle本ジャンル一覧

【新版】出版したKindle本のカテゴリを変更する方法

※カテゴリの変更は、KDP管理画面上にて実施します。

1)KDP管理画面にサインインする

まずは、KDP管理画面にサインインします。
https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/

2)本棚から「…」ボタンから【電子書籍の詳細情報の編集】をクリックする

次に、「…」ボタンから【電子書籍の詳細情報の編集】をクリックします。

3)お好きなカテゴリを選択する

画面下部にある「カテゴリー」欄から、【カテゴリの編集】をクリックし、お好きなカテゴリーを選択します。

※既存のカテゴリーは、削除をクリックすると消えます。
※別のカテゴリーを追加したい場合は、【別のカテゴリーを追加】をクリックします。
※カテゴリーは、最大3つまで選択できます。

カテゴリーの選択が完了したら、【カテゴリーを保存】をクリックします。

4)Kindle本の再出版申請をする

出版申請は、画面右下の『保存して続行』『保存して続行』『Kindle 本を出版』にて、アマゾンへの再出版申請が完了します。

※なお、再出版が完了しましたら、別途アマゾンよりご連絡があるかと思います。


【旧版】出版したKindle本のカテゴリを変更する方法

残念ながら、KDPカスタマーサポートでのカテゴリ変更はできなくなりました。(下記はご参考まで)

さて、上記の点を踏まえた上で、出版したKindle本のカテゴリを変更する方法を改めて、ご案内させていただきます。

やり方は非常に簡単です。電子書籍のご出版後に、KDPカスタマーサポートへカテゴリ変更依頼を実施するだけです。

kdpカスタマーサポートはこちら

カスタマーサポートへのご連絡カテゴリは、『本の出版』内の『本のカテゴリの追加または変更』にて実施できます。

KDPカスタマーサービスへカテゴリ変更依頼

依頼本文は、アマゾンに分かるように書ければいいですが、念のため、依頼文の例文を以下に書いておきます。

アマゾンへの依頼文例

大変恐縮ですが、以下の通りカテゴリ変更処理をお願いできればと思います。電子書籍名:『書籍名を記載』
ASIN番号:『ASIN番号』

【現在】
Kindleストア > Kindle本 > XXXXX > 現在のカテゴリ名
本 > XXXXX > 現在のカテゴリ名 ※本のカテゴリは変更できません。

【変更後】
Kindleストア > Kindle本 > XXXXX > 変更したいカテゴリ名
Kindleストア > Kindle本 > XXXXX > 変更したいカテゴリ名(最大2つまで)
本 > XXXXX > 現在のカテゴリ名 ※本のカテゴリは変更できません。

大変お手数をおかけいたしますが、ご確認とご対応の程、何卒よろしくお願い致します。

 

以上が、出版したKindle電子書籍のカテゴリを変更する方法です。ご参考になれば幸いです。(また、カテゴリ変更依頼後は、サイトに反映するまでに、最大72時間かかる場合があります。)

 - サポート


【PR】電子書籍出版代行サービス(紙本出版可)
【最新】Kindleストア の 売れ筋ランキング

コメントはお気軽にどうぞ。(※お名前は仮名やペンネームでもOKです。また、コメントは管理人が確認後に公開させていただきます。)

  関連記事

表の画像
電子書籍に表(TABLEタグ)が使えるか検証してみました

KDPのシステムって、かなりよくできているシステムなんです。 (たとえば、EPU …

no image
KDPセレクトにて無料キャンペーンを実施する

このページでは、Amazon KDPセレクトの無料キャンペーンの設定方法をご紹介 …

アマゾン著者ページにフォローボタンが実装されるっぽい

これまで、著者ページの活用方法についてはいろいろと書いてきましたが、本日、ふと、 …

アマゾンの商品説明文を記載する際のチェックポイント

WEB上にしっかりと書いておきたいのが、商品説明欄。 商品説明欄がおろそかだと、 …

パソコンと女性の画像
書籍紹介用WEBページのご案内と活用方法について

電子書籍の販売促進にはさまざまな方法があります。 その中でも有効なのは、電子書籍 …

kindleforPCサムネイル画像
ようやく日本でも、Kindle for PCが使えるようになったので、早速使ってみた

「Kindle本ってパソコンじゃ読めないんですか?」 この質問は、これまで数多く …

Kindle書籍の登録カテゴリーを変更する方法

Kindleストアには、さまざまなカテゴリーがあります。 アマゾンサイトは、この …

【KDP情報】毎月更新!1ページ当たりのロイヤリティ推移のご案内

Kindle Unlimited制度が始まったため、1ページ当たりのロイヤリティ …

KDP著者へのアマゾンPrime Readingへのお誘いとその参加方法

大変嬉しいことに、この度、僕の電子書籍が、Prime Reading(プライムリ …

アマゾンで出版した電子書籍がアダルトカテゴリに登録されてしまった場合の対処法

アマゾンKDPにてKindle本を出版するとき、最初は自分の希望通りのカテゴリで …