電子書籍の立ち読みについて
2019/01/31
通常、書店で本を購入する場合、ほとんど方は、中身をパラパラとめくって自分がほしい情報が掲載されているか、立ち読みをすると思います。
大抵の場合は、この立ち読みをすることで、あとでじっくり読むために購入するかどうかを見定めています。また、書店にはいろいろな書籍が置いてあるので、さまざまな本を立ち読みすることも楽しみのひとつと捉えられることができます。しかし、電子書籍の場合は、書店で本を見定めるための立ち読みなど、書籍の一部の確認をすることができないのではないか?と思っている方が多くいらっしゃいます。
しかし、実は、電子書籍でも、立ち読みができます。(もちろん、紙の本とは違って、物理的な書籍が存在するわけではないので、実際の書店と同様の立ち読みができるとまでは言えませんが。)
Kindleストアでは冒頭10%まで読める
多くの電子書籍ストアでは、立ち読みと同様の効果を与えてくれる“無料サンプルのダウンロード”ができます。
たとえば、Kindleストアであれば、購入ボタンのすぐ下に、無料サンプルの送信というボタンがあります。
このボタンを押せば、Kindleに登録している端末に、書籍の冒頭部分が送信され、実際に内容の一部を確認することができるのです。ほとんどの書籍の場合、冒頭の10%には、プロローグや目次と言った、書籍全体の内容が書かれております。
この10%を読むことで、本を購入するかどうかを判断できるようになっています。もちろん、自分の読みたい部分を指定はできませんが、何もないよりは、確認して購入できる点は、メリットがあります。別の視点で言うと、本を出版する著者は、冒頭に10%にも読者の興味を引く内容を盛り込むことで、書籍を購入してくれる可能性が上がります。(書籍の販売数を伸ばす、1つのテクニックとなるので、このことを覚えておいてください。)
※追記:立ち読みはダウンロードしなくてもブログに埋め込むことができます。
関連記事
-
アマゾンの商品説明文を記載する際のチェックポイント
WEB上にしっかりと書いておきたいのが、商品説明欄。 商品説明欄がおろそかだと、 …
-
日本は電子書籍で遅れている?
最近では、ようやく電子ブックのコンテンツも増え、また、端末もスマートフォンやタブ …
-
電子書籍の印税率と価格設定について
自分の書籍が販売され、その本が売れた後、アマゾンからロイヤリティが支払われます。 …
-
電子書籍を出版した著者の方は、自分を個人事業主と心得よう
セルフイメージという言葉を聞いたことがありますか? セルフイメージとは言葉の通り …
-
電子書籍をビジネスに活用する
電子出版を自分のビジネスに役立てている人が増えてきました。 例えば、テニスのプロ …
-
数十ページの本でもKindle本として十分出版できる
あなたの自叙伝から小説、写真集など、電子書籍は、どのようなジャンルの本でも出版で …
-
購入した電子書籍の保管方法は?
通常、電子書籍を購入した場合、クラウド上からいつでもダウンロードができるようにな …
-
紙の本と電子書籍の見え方の違い
大半の電子書籍は、紙の書籍を模範しています。 たとえば、表紙ジャケットがあり、紙 …
-
Kindleストアで電子書籍を販売するまでの流れ
大まかな全体像をつかむことで、ものごとの進むスピードが上がります。 そのため、ア …
-
KDPでKindle本の予約販売ができるようになりました。
予約っていろいろと魅力的なんですよね。 新商品が出て、予約注文すると、販売日まで …
- PREV
- Kindleの専用端末と汎用端末のお話
- NEXT
- 日本は電子書籍で遅れている?